わかりやすく情報をまとめました!森島の葬儀徹底極意BLOG

2019年06月11日

文化や時代によって埋葬方法はいろいろ

日本の葬儀では火葬が基本です。その他の埋葬方法としては土葬がありますが、昔の日本ではこちらが主流でした。ただ、日本は国土も狭く人口も多いため、だんだん無理が出てきてほぼ火葬に切り替わりました。今は土葬が許可されている自治体がほとんどなく、ほんの1パーセント程度だそうです。

文化や宗教によっては火葬が禁じられていて土葬するものもありますが、そういった特別な場合でも日本では土葬はできません。キリスト教も、昔は土葬でしたが最近はやはり火葬が増加傾向です。どの国も国土に限りがあり、衛生上などいろいろな観念からシフトチェンジが進んでいるようです。

最近では、散骨という方法もメジャーになってきています。火葬した遺骨を粉末にして自然界に撒くもので、これを発展させた樹木葬などもあります。これも、自治体によってできるところとできないところがあるので注意は必要ですし、もちろん勝手に行うことは違法です。

もっと変わったところでは、沖縄では昔、洗骨葬というものもありました。遺体を火葬せず風化させ、その後洗って埋葬するという方法です。骨を綺麗に洗うことで死者の汚れが清まるという考えで、今でも一部の離島では行われています。

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