わかりやすく情報をまとめました!森島の葬儀徹底極意BLOG

2017年04月26日

亡くなった方に供える金品となります

お葬式の際に、弔問客が必ずと言って、故人の自宅や葬儀会場に持ち寄る白い包み紙があります。その真ん中には白と黒との帯が巻かれています。これを熨斗袋と言います。そしてこの熨斗袋と言うのは何を目的にあるのかと言うと、実はこの袋にはお金が入っています。

しかもお札のお金と言う事になります。これをお葬式の際には、御香典と呼んでいます。この熨斗袋に入っているお金の金額はそれぞれ異なります。では何のためにこの香典と言うのが必要なのかと言えば、つまりは死者のために近隣の人が様々な物品を持ち寄って死者を弔おうと言う事からこの香典が始まったとも言われています。

その昔は米や野菜や蝋燭、線香などを添えると言う習慣があったようですが、現代は主に香典袋には紙幣を入れると言うのが一般的です。この香典はつまりはお葬式と言う事自体が、家庭の経済をかなり圧迫するほどに金銭的に掛かると言う事もあり始まった経緯もあります。何故なら、故人のために集まる近隣の人や親族の多さがあります。その人たちのために様々なと振舞う訳ですから、費用も掛かると言う訳です。

そのために香典として、熨斗袋に紙幣を包むと言う習慣となった言う訳です。そしてこの香典は、主に通夜から葬式当日に持ち寄ると言うのが一般的です。ですが、葬式に参列する事が叶わない場合でも、この香典だけで済ますと言う事もあります。

そしてこの香典には更にある決まり事があります。つまりは故人との関係上、包むとする紙幣の金額が異なると言う事です。大凡、一般的には3千円と言のが多いですが、それ以上に故人との関係が深くなればなるほどに香典として持ち寄る金額は多くなると言う事になります。

つまりは単に友達同士と言う訳ではそれほど高くはない訳ですが、これが故人との繋がりが深ければ深い程に、血の繋がりが近ければ近い程に金額は高くなっていくと言う訳です。そしてただ熨斗袋を遺族に渡すだけではなく、必ずその表には御香典と言う言葉を上に書き、そして帯の下には自分の名前、若しくは企業名を書くと言う事が礼儀でもある訳です。そして必ず熨斗袋の裏面には中に入っている金額を明記する事が大事と言う事になります。

つまりは持ち寄った金額に対して、必ず遺族より香典返しと言うのをその場で返されると言うのが慣習となっています。これは香典の大凡半額の物品と言う事になります。お互い様と言う意味合いもあり、これが葬式と言う儀式としては大切な流れと言う事になる訳です。

● 参考サイトのご紹介
葬儀のベテラン千葉の葬儀まとめ
www.veterantiba-sogi.net
公式サイトを見る

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