わかりやすく情報をまとめました!森島の葬儀徹底極意BLOG

2018年11月06日

戒名は正式な仏教徒としての名前です

仏教式の葬儀を行う時には、一般的に戒名をつけてもらう事が多いです。どこの宗派にも属さない場合は特に必要ではありませんが、どこかの宗派の形式に沿ったお葬式を行う時には必要になります。戒名と言うのは仏教徒としての名前です。

仏教徒になる事を誓う時、正しくは受戒と呼ばれる時につけてもらう名前です。本来は仏教徒になった時点でつけてもらうものですので、熱心な仏教徒の方などは生前につけられる方もいます。しかし、一般的には家の宗教が仏教といっても、普通に生活をしているわけなので、受戒する事は少ないです。

そのため、本人が亡くなって葬儀を行う時に受戒し、正式な仏教徒になるわけです。正式な仏教徒としてお葬式を行うわけですから、その宗派の門徒として天国に行けます。何のために仏教式の葬儀をあげるかというと、仏様の弟子として天国に行くためです。そのため、仏教の多くの宗派では戒名は必須になります。どのような名前がつけられるかは宗派やお坊さんによって違います。宗派ごとに名前の付け方が決まっていますが、その決まりに沿っていれば自由なので、生前の本人の特徴などを参考に名前が決められます。生前から親交のあるお坊さん以外は、故人の生前の仕事や特徴などをお坊さんに伝える事が多いようです。お坊さんはそこからイメージを膨らませて決める事になります。

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