わかりやすく情報をまとめました!森島の葬儀徹底極意BLOG

2017年07月10日

禅宗の曹洞宗の葬儀の心構えや考え方

葬儀では仏教の文化の中で日本では行われます。その中で曹洞宗の場合には禅宗になります。地域により形は違ってきますが、基本的な心構えとしては、亡くなった人は曹洞宗の宗祖である道元禅師の仏弟子として、名前が記録されます。

縁ができ、成仏の導き手として、道元禅師がなくなった後手を引いてくれて成仏ができるということになります。その儀式が葬儀ということになります。今では仏教も葬式のための宗教になってしまっていますが、本来はそうではなく、生きている間の苦しみから解放され、解脱されるということが生きる目的でした。

仏教の中でも禅宗は特に厳しい修行をする宗派と言われていますが、その流れの中で最終的に仏弟子として成仏をするということになります。そして、亡くなった本人が成仏できるように、生きている親族が、その手助けをする必要があります。

肉体がなくなり、肉体の執着からは解放されますが、心の中の執着は残されています。それらの強い執着から親族を中心にして、亡くなった人の心を解放してあげるようにします。親族が余りにも亡くなった人のために悲しみすぎると亡くなった人も後ろ髪を引かれます。

せっかく苦海といわれるこの世から解放されたのですから、あの世でも幸せになれるように親族は送らなければなりません。色々なわだかまりはあったとしても、そこに執着することなく、道元禅師の手助けをして亡くなった人を送らなければいけません。それが曹洞宗での送る心構えになります。

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