わかりやすく情報をまとめました!森島の葬儀徹底極意BLOG

2017年04月08日

葬儀で行う焼香の意味は深いです

人が亡くなった時に葬式を行いますが、この時に、必ず読経を唱えるお坊さんにしても遺族、弔問客にしても、同じ事をするのが焼香です。初めて葬式に参列した人は周囲のそのやり方を真似ると言う感じですが、この焼香にはかなり深い意味があると言います。

つまりはこの行いは仏教に於いてこの行いだけで供養だと言う事です。お香を焚く事を即ち焼香と言います。つまりは仏教で言うところの不浄を祓う行いとして葬儀には必要不可欠と言う事になります。そしてその昔、仏教が生まれたのがインドです。

暑い気候の国でもあります。当然暑い国であるから人が亡くなればその身体の匂いは遺体臭は問題です。腐敗臭となる訳です。その腐敗臭を消す働きからインドでは香木の産地でもある事から匂い消しとしてお香が使われてきたと言う事です。それが日本にも伝わり、今でも不浄を祓うとして行われています。ご焼香はまずは線香を焚くと言う祭壇に供えると言うのもあります。これはとにかく遺体の匂い消しと言う事になります。しかも人が亡くなった場合には、葬儀まで少なくとも3日は掛かると言う事になります。その間に遺体は徐々に腐敗する事になります。匂いが立ち込めると言う意味もあります。その匂いをこの焼香で消すと言うのが本来の目的でもあります。当然の事ながら、通夜の場合は夜通し故人に寄り添うと言う、寝ずの番と言うのが古くからの習慣であります。そのためにお香は一晩中絶やさずにするという事もある訳です。

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